平成27年度旭川市図書館協議会議事録

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平成27年度 第2回旭川市図書館協議会 開催結果

日時
平成27年12月3日(木) 午後1時30分〜3時45分
場所
旭川市中央図書館 2階 視聴覚室
出席者
委員長 藤田 幸
副委員長 成川 裕美子
委員 五十嵐 憲子,小泉 裕子,小嶋 康博,嵯峨 浩樹,原 あゆみ,古田 真之,山本 公美(敬称略)

高橋社会教育部長
杉山中央図書館長
松山事務係長,岳奉仕係長,高橋末広館長,松野永山館長,山下東光館長,福田神楽館長,冨田奉仕係主査, 沼田奉仕係主査,真鳥奉仕係主査,竹之内奉仕係主査  
次第
1 開会
2 委嘱状交付
3 挨拶 旭川市教育委員会社会教育部長
4 委員長・副委員長選出
5 旭川市図書館協議会委員長挨拶
6 委員自己紹介
7 図書館職員補職者以上自己紹介
8 議事
(1) 平成27年度事業実施状況について
(2) 平成28年度事業計画(予算要求案)について
(3) その他
9 閉会
配布資料
  • 協議会次第(PDF)
  • 平成27年度事業実施状況(平成27年10月末現在)(PDF)
  • 平成27年度常磐公共駐車場利用状況報告書(平成27年10月末現在)(PDF)
  • 平成28年度事業計画(予算要求案)(PDF)
  • 第17回図書館まつり実績報告(PDF)
  • 旭川市図書館の館数・職員数及び利用状況等の推移(参考資料)(PDF)
  • 図書資料購入費の推移(参考資料)(PDF)
  • 図書館利用統計(参考資料)(PDF)
  • 平成27年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組実績(平成27年10月末現在) (PDF)
  • 平成26・27年度中央図書館夏冬休み月曜開館試行の取組実績比較 (PDF)
  • 平成26年度旭川市図書館取組成果と課題(PDF)
  • 図書館の所管事項について (PDF1) (PDF2) (PDF3) (PDF4)
会議の公開・非公開

全て公開
傍聴者

0人

協議内容(要約)

1 平成27年度事業実施状況について
2 平成28年度事業計画(予算要求案)について
3 その他

1 平成27年度事業実施状況について

委員
 企画展示について,戦後70周年平和記念事業長崎原爆被災資料展と旭川空襲パネル展,両方とも時期的にもピッタリで,多くの方が見たと思うのですが,知らない方もいたんじゃないかと思います。もっと宣伝できたら良かったと思う。
図書館
 戦後70周年平和記念事業長崎原爆被災資料展と旭川空襲パネル展ですが,戦後70周年平和記念事業の方は,市長部局の市民活動課との連携で平和都市宣言のポスターを募集し,その入賞作品の展示を旭川市中央図書館で行いました。  戦後70周年平和記念事業のPRにつきましては,図書館のフェイスブック等,いろんな形での情報発信しました。来館者も結構いらっしゃいまして,数は取っていませんが,立ち止まって観ているかたもいました。
図書館
 空襲パネルは資料調査室(中央図書館)で作成しました。空襲パネル展につきましては,昭和20年の旭川空襲を当時の新聞記事などをパネルにいたしました。市民広報,館内外でのポスター掲示,チラシ,ホームページ等で周知しました。これも来館者数の実績は取っていないのですが,たくさんの方に見に来ていただいたと思います。
委員
 今回の企画展示,例えば小さなミニ講演会や旭川出身の作家などのお話を聞く機会を作ると良かったのではないか。そうすると,一層図書館に人が来てくれるのではないかと思いました。
図書館
 今回は,そういうのとぶつけることはあえてしないので,色々な部局とそれぞれ連携して行い,図書館で行うもの,他の施設で行うもの,それぞれ情報を提供しながら行いました。
委員
 (所属団体の)他のかたからの意見ですが,「図書館まつり」への意見として,今年,とっても良い催しが多くて大変良かった。それを伝えて欲しいということを言われています。それと,終わった後に反省会をした。それがとっても良かった。次への方向性が見えるのではないかということをくれぐれも伝えて欲しいと言われましたので,お伝えします。
委員長
 「図書館まつり」にボランティアとして参加された方も多いかと思うのですが。
委員
 私,ボランティアではないのですが,「図書館まつり」の案内いただいて,午前中の「絵本だいすきみんなあつまれ」の,お話を聞かせていただいたのでが,聞いてる子ども達も真剣でとても楽しんでいる様子で,お話も上手で良かったなと思います。こういう取組がどんどん進んでいくと良いと思いました。
質問ですが,「図書館まつり」案内の範囲はどうなっているのか。子供も大人の沢山おられましたが,案内の対象はどうなんでしょうか。
図書館
 「図書館まつり」は今年で17年目になります。先ほど御説明いたしましたが,昨年は3日に分散して行いました。結果としては,3日間行ったにも関わらず人が少なかった。これまで最高で5千人程度の参加があった年もありました。
 (参加者が増えない要因としては)11月ということで,天候に左右されやすいことと,委員から指摘のあった周知方法にも問題があると思っています。当初は11月3日(文化の日)には図書館だけが行事を行っておりましたが,今は,博物館,科学館,その他の社会教育施設も無料開館やイベントを行うことで,参加者が分散する傾向があります。周知については,学校・幼稚園・保育所等にポスターやチラシを配付し,ボランティアさんを通しての口コミなど広報活動をしておりますけれども,なかなか参加者が増えない,という課題を抱えております。
 対象は,子供を主にした行事を考えていますが,去年は落語を行ったりと,大人向けももちろんありました。今年のマジック・ショーは大人の方を含めて,大変楽しんでいただきました。また,缶バッチをプレゼントするイベントがあったのですが,結構大人の方も参加して盛り上がったということもありました。
 基本的には1日中居て欲しいという思考で,昼食を取れるように場所の用意したり滞在型の企画を狙っておりますが,皆さんお忙しかったり,他の施設と連携したスタンプラリーも行っているものですから,そちらの方に行ってスタンプ貰って賞品貰いたいという方もいたりしているのが現状です。
 しかし,今年はおかげ様で大変来ていただきました。
委員
 とても良い企画だったなというふうに思います。教育大の学生ボランティアさんはどのくらい参加されたのですか。
図書館
 授業の一環で図書館での活動として「図書館まつり」に15名が参加してくれました。
委員
 教育大の矢野館長さんも委員におられるので,教育大の学生にたくさん呼びかけてくれたと思う。今の若い人たちが図書に関心を持ってくれることは非常にありがたい。
図書館
 社会教育活動の授業の一環として来ているボランティアで,教育大学生しかいません。活動場所は図書館やサイパルや,いろんな所に目的を持って学生さんが行って,その中の図書館活動が15名だったのです。
委員長
 それは学生自身が選択してという。
図書館
 そうですね。授業の選択の中で図書館と。
委員
 本当のボランティアではないということですか。
図書館
 義務が発生していないということ自体では,ボランティアだと。
委員
 北海道教育大学旭川校だけではなく,旭川大学短期大学部幼児教育科の学生さんにお願いされても,いいんじゃないでしょうか。
図書館
 今年,「図書館まつり」の催し中に人形劇があったのですが,旭川大学短期大学部の学生ボランティアグループの皆さんにお願いして来ていただきました。旭川大学とのパイプが出来ましたので,今後は様々な形で「図書館まつり」に参加してもらいたいと考えております。
委員
 読書感想文コンクールについて,うちの学校も出させていただいています。私は教員ですが,昔は読書感想文の字数(の制限)がたくさんあって,読ませて書かせるのが大変だった。今は字数がほんと少なくなっている。
 うちの学校で去年から,ベストブックコンテストを行っていて,朝読書などで読んだ本を紹介をさせて,子ども達に読書に関心を高める取組を授業で行っている。例えば,このような企画等を学校図書館と市立図書館との連携して欲しいなと思う。
図書館
 例えば愛宕地区なら,東光図書館が最寄りの図書館になりますので,子ども達が行きやすい所で連携するのがいいと思います。
 昨年小学校でしたけど,国語の授業で取組んだ成果を図書館に展示して欲しいと依頼がありました。展示場所も取らないもので,お引き受けしました。場を提供することは可能です。各学校から出来ますかというお問い合わせがあれば,可能な範囲でお応えします。
委員
 読書感想文コンクールのほかに,今年度新規事業で本の紹介コンテストを1月17日日曜日に中央図書館で行う予定です。こういう企画を予定しているのですが,実働部隊が少ないものですから,(図書館との)タイアップは難しいですが。
図書館
 感想文だけでなくて,いろんな取組も学校図書館の方とも機会があればぜひと考えております。
委員
 朝読書はほとんどの学校でも定着していると思う。以前に比べて子どもが本を読む機会は,すごく多くなっていると思います。
委員長
 読書感想文コンクールの応募する学校が限られてきてしまっている。中学校,高校は夏休みの課題として取組む学校も少なくなって来ている。また,その学校の課題のみとなってしまってコンクールに応募しない場合もある。もう少し各学校で広まって欲しいと,企画している方としては思います。
図書館
 先日,先生方とお話する機会があり,伺ったことなのですが,昔は読書感想文が夏休みの課題としてはひとつしかなかったそうで,最近は税の作文,人権,などメニューが豊富になり,それで学校でもどれかひとつチャレンジしてということが多く,そうすると感想文は読むのが面倒なので避けるんだよね。とおっしゃった先生がいらっしゃたので,そういうものなのかなと思ったことがありました。それはそれとして,読書の形をどう成果にするかというのが課題なのでしょうとお話されてました。
委員長
 そのとおりですね。
委員
 2点ほど質問をします。自動車文庫の活動について,56か所月1回というのを拝見したのですが,その選定基準はどのようにしているのか。 高齢者,身体障害者へボランティアの方が図書宅配する事業について利用延人数472人,利用登録者が69人,ボランティア登録者が33人とあるのですが,ボランティアはどういう方がされているのか。ちょっと少ない気がするのですけれども。その2点をお願いします。
図書館
 自動車文庫についてですが,かつて図書館の整備がされない所に巡回していましたが,近くに地区図書館が整備された所は割愛してきました。当初は92か所を1か月間で回っていてフル回転だったのですが,今はその半分になっております。現在の選定基準は,中央図書館から2キロメートル以遠。地区図書館から1キロメートル以遠,分室からは500メートル以遠をだいたいの目安としております。
 資料を見ていただいたとおり,図書館のエリアが必ずしも均等になっておりません。分室の配置についても,空白区があるという課題がずっと20年間抱えています。それは私どもも認識していまして,その空いている所に自動車文庫を巡回してきておりますが,車を停めるステーションの除雪など地域の方の協力が欠かせません。
 最近は,幼稚園・保育所や福祉施設などが来て欲しいとの要望もあります。
委員
 自動車文庫は,私の母もよく利用しており貸出期間が長いのが大変ありがたいと喜んでいた。高齢の方とか実際(図書館へ)来られない方への対処法というので図書館では今後どう考えているのか。
図書館
 図書宅配の話に移りますが,現在,条件を付けていて図書の宅配を行っている。一人で図書館に来られない高齢の方,障害があって来館が困難の方など条件を定めた中で利用の申込みを承っているのですが,その中で69名が登録されています。まだまだ,潜在的にニーズはあると思っております。
 図書の宅配はボランティアさんにお願いしており,ボランティアさんの宅配出来る時間と本を受け取る側の都合があわずボランティアを辞めた方もいました。ボランティア募集については,配付した図書館通信にも記事が載っており折に触れて紹介すると見た方が一人二人必ずお問合せがあります。宅配ボランティア活動始めて16年になりボランティアさんも高齢化してきてまして,新陳代謝の中でなかなか増えないといいうのが現実です。
委員
 今後,旭川市で高齢者を対象にされる部分で,歩けない,どこにも行けない,だけど本は好きだ,なんて方だとか,そういう方々に対して例えば嘱託職員を増やすとか,その部署を作るだとかという考えはないのか。
図書館
 今,視力障害の方のサービスを行っていますが,例えば,情報提供でも,福祉の担当セクションと連携は取り合っているのですが,手帳を交付時に,視力障害の方に,こういうサービスがありますよと伝えてくださいと情報提供しているけれど,障害者の本人に伝わってなかったとか,ということを聞きます。役所の中で連携しているのだが,なかなか上手く目的に達していないというのが正直なところです。また,ボランティアさんを希望する方々も,全て手弁当で,ガソリン代も自前は厳しいという声もあります。世の中では有償ボランティアという形も出ています。それと行政がどうセットで動くかということなので,図書館だけの問題ではないとの認識を持っています。
委員
 実際の宅配の状況はどうですか。
図書館
 現在,登録されている方69名ですが,入院されたりしてお休みされている方がいますので,実際は35名の所に本を届けています。
委員
 電子書籍について,一部札幌で導入されているようですが,それが普及してくれば,電子書籍で図書館の本を読めれば返す必要もないし,届ける必要も無いと,いろいろな課題が解決すると思う。ただ,各個人がタブレットを持つのか,専用の書籍か必要なのかは分かりませんが,そういった電子図書という部分の研究もぜひ今後進めて欲しいなと思います。
図書館
 先だって北海道新聞に札幌の事例だとか紹介されていました。2つの課題がありまして,一つは図書館側の問題,もう一つは情報のソースを作る方の問題です。出版社の側で,見るソフトウエアが多様であって統一されていない。図書館側では,どのソフトを使うかということが課題です。
 道内では札幌が電子書籍関係では進んでおり,札幌市図書館から色々情報は得たりしております。
図書館
 電子書籍ですが,1ライセンス1単価だそうです。なので,例えば5千円出して,データを1本買ったとします。それを無限にダウンロードすることは出来る訳ではなく,1人にお貸しすると,貸出中になりますので,他の人はダウンロード出来ない。2人に同時に貸すときは,ライセンスをもう一つ購入しなくてはなりません。
 御指摘のとおり。電子書籍だと,本の受け取り返却,督促しなくても良くなります。
委員長
 宅配ボランティアの活動時間が午後4時30分までになっている。お勤めしている方には難しいと思う,もう少し時間を後ろの方に持ってくるとか,伸ばすことは難しいのでしょうか。
図書館
 図書館で,送り出した本を処理し先方から予約の対応などの処理すると,この時間になってきます。本来はボランティアさんの都合に合わせれれば良いのですが現状では難しいと考えています。
委員
 子ども読書環境充実費が773千円というのは,これは具体的に何に係る費用ですか。
図書館
 773千円。全て人件費です。
委員
 1日10万円くらいかかるのですね。
図書館
 単純計算しますとそうです。
図書館
 月曜開館について,子ども達にたくさん来て欲しいと思いがありまして,平成27年の夏休みには,月曜開館日に子ども向けのイベントを毎週行いました。それもあって,平成27年度は平成26年度より,子どもさん達の来館人数が増えたと思っております。
図書館
 図書館通信に,月曜開館イベント4回の写真が載っております。
図書館
 普段の図書館のイベントは就学前の小さな子どもさん向けが多いのですが,小学生に来て欲しいということで,ちょっと高度なものを行いました。月曜開館のチラシの右下に,小学生わくわくお楽しみ会というのを企画しております。職員がいろいろ工夫して,子ども達に来て貰おうという企画になっています。また,たくさんの子ども達が来てくれれば良いなと思っております。
委員
 指導なさっているのは図書館職員ですか。
図書館
 図書館職員とボランティアの方の協力をいただきました。
委員
 月曜開館は中央図書館だけなんですね。
委員
 一時停車スペースについて,非常に便利になったのですが結構込み合うことも多く,なかなか停められない。本を返すだけなのに,空いていなくてわざわざ公共駐車場に停めてということも何回かあります。このことについて,どのような対策を考えてますか。
図書館
 やはり,長時間車を停めている人は正直おります。20分で動いてくださいとお願いしていますが,20分以上待っているけれど停められないとの苦情もあります。実際,私達もずっと監視して館内放送で呼び出すということもできない。これはもう皆さま方の協力しかないと思ってます。
委員
 この駐車場の予算は除雪費とかを全部含まれた額ということですか。
図書館
 そうです。
委員
 去年の冬のことなんですけれども,2台分くらい雪が積まれたままになって利用できない。一時停車スペースも図書館側の除雪ができていないものですから,車から降りてもすぐ歩けないとか,除雪がちょっと不便だった。
図書館
 新しい一時停車スペースは今年からなので,まだひと冬過ごさないと分からない部分があると考えています。
委員
 「図書館まつり」で,皆さまにお知らせしたいというお話が出ていましたが,具体的なチラシの配布先はどこですか。
図書館
 今年は旭川信金さんの待っている間に見るビジョンに入れていただいたりだとか,イオンさんにお願いしている。あとは,ホームページです。
委員
 フェイスブックについてですが,旭川の子育てママのための,広場みたいのがあるのですが,そういうところで交流を持って投稿すると,それが旭川の何千人という子育て世代のママに広がります。それが例えばどこどこで,何々をしてますと言ったら,ワッーと拡散して,びっくりするようなことになっていることもあるので,やっぱり,そういう物を使っていただいて,広めていただけたらなと思います。
図書館
 ちょっと発信しっぱなしなところがあって,いいね!がいくつか増えてきたので,満足したところがありました。

2 平成28年度事業計画(予算要求案)について

委員
 子ども読書環境充実費で郵送アンケート調査とは,どのようなものですか。
図書館
 図書館の開館日,開館時間,利用状況の市民ニーズを把握するためにアンケートを予定しております。先ほど説明したように,曜日によって開館時間が違うものですから,市民のニーズはどこにあるのかということを調べて,どのようにしていくかを検討する材料にするためのアンケートです。
委員
 今年もアンケート取りましたよね。それから導き出されたのですか。
図書館
 今年,8月15日から8月末まで,来館者と市内の施設にアンケート用紙を置くという形でのアンケートを行いました。今,集計をしているところですが,年齢層もなかなか均等にいっていないということなどもありまして,もう少し精度をあげたいということでの予算要求です。
委員
 全く図書館に行ったことない方は,図書館に本当に興味が無いんです。本当に不思議なくらいなくて,だから何を聞いても,何を言われても,図書館の本はいい(否定)となってしまうので,意見を聞くといっても難しいのでは。
図書館
 そうですね。それはもうやむを得ない。そういう実態として押さえていきます。図書館の利用というのは,残念ながら低いのかなと,実態を見せつけられました。
委員
 人の使った本が嫌だ。それで借りたくないって思うのもあるのかなと。
図書館
 電子書籍の利用の方もいますし,今ネットを介してスマートフォンでも見られるます。結構よく聞くのが,返すのが煩わしいっていうことをおっしゃています。(返却)ポストもありますよと申し上げているけれども,期限を区切られるのがせっつかれて嫌だと言う人もいるようです。その様な中でも子ども達の利用は増えていると思います。
委員
 カードをピッてやりますよね。自分の借りた物の過去の1年間の一覧みたいな物が欲しいなと思うことがあります。返してしまったら,前回借りた本は何なのかという情報が見られない。自分だけでも見られたら良いなと思います。自分が年間何冊の借りたかは,私達の年齢はとっても気になったり,これ前回借りたんだろうか。前に読んだ気がするんだけど。一回借りていって読んで,これ借りていたわと思うことがあるので,その情報を確認できたら,私達の年代はありがたいなと思います。
図書館
 実際に,窓口で対応していて,そういうようなこと要望される方は確かにいます。ただ,現状ではプライバシーの問題もあり,機械上もその人が何を借りたかという履歴を残さないようにするという方針でシステムが組まれている状況です。
 年間250万冊くらい借りられています。そうなりますと,そのデータをコンピューターに取っておくとなると莫大な容量をとることにもなります。そうなると経費が問題となります。それからそのデータがどこかで漏れてしまったとき,お客様自身の情報も外部に流出します。そうなると簡単にシステムの変更はできないと考えております。
委員
 新規図書館所蔵資料デジタル化事業費について,デジタル化というのを進めているのであれば,直ぐにといは言わないが,電子書籍調査費用もプラスアルファで予算を検討いただきたく要望します。
図書館
 今回予算要求しているのは,既存資料のデジタル化。紙の資料のデジタル化です。
委員
 ホームページでの図書資料の検索画面が更新になり,今までは,資料のタイトルと作者名にフリガナが表示されていましたが,消えてしまっています。ホームページで検索してこの本が欲しいと本屋に行っても,読み方が分からないと本屋で検索できないことがあります。どうしてあのように変わったのですか。
図書館
 資料検索については,図書館情報システムの仕様になりまして,システム更新の際に変更になりました。以前と同様に,フリガナを表示できるようシステム変更が可能かどうか確認して,後日,委員に御説明いたします。 (後日,フリガナを表示するようシステム変更し,その旨,委員に説明を行った。)
委員
 最近,図書館の中がとっても使いやすく明るくなったんじゃないかと私の所属している団体内で話しが出ました。例えば,クリスマスの本を集めた棚を作ってあったり,貸出しカウンターのところ,ちょっとした資料を置いてあったり,特に子ども関係ですけど,いろいろな装飾をしてあったり,そういう所が,ずいぶん良くなってきたんじゃないかなという話でした。それで,ああいう形で展示していただければ,子ども達やなんかの利用が増えるのではないかと,褒めておいてくださいとのことでしたので,お伝えします。
図書館
 中身は変わっていないと思います。いろいろ工夫をしてやっておりますので,今後も行います。
委員長
 地区館行くと,また違う,それぞれの図書館の色があって私は良いなと思っております。それぞれ工夫されているんだなと思います。

3 その他


  ・最近の図書館に関する新聞記事等について
  ・フェイスブック,ホームページのPR
  ・冬休み月曜開館のお知らせ

委員
 市の図書館条例の第4条の2,団体貸出しを受けられる者は,市内の地域団体,読書会,事業所その他中央図書館長が適当と認めた者(以下「団体」という。)とする。と書いてありますけど,できましたら,ここに学校図書館ときちんと明記していただいた方が良いのではないかと思うのですが。
図書館
 規則については,教育委員会の会議を経ての決定事項なので,検討させていただきますが,それは含まれていると理解しておりますので。特に学校図書館だけを書く必要があるかどうかを,ちょっと制度担当と相談します。中身としてはそれがメインですので,即答はできかねますが,御意見のあった趣旨に関しては検討いたします。