平成26年度 第2回旭川市図書館協議会 開催結果
- 日時
- 平成26年12月10日(水) 午後1時30分〜3時00分
- 場所
- 旭川市中央図書館 2階 視聴覚室
- 出席者
- 委員長 藤田
委員 五十嵐,桑原,小泉,澤井,田村,鶴野
- 次第
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- 開会
- 挨拶
(1) 社会教育部次長
(2) 協議会委員長
- 議事
1.平成26年度事業実施状況について
2.平成27年度事業計画(案)について
3.その他
- 閉会
- 提出資料
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- 会議の公開・非公開
全て公開
- 傍聴者
0人
協議内容(要約)
- 平成26年度事業実施状況について
- 平成27年度事業計画(案)について
- その他(図書館運営全般について)
1.平成26年度事業実施状況について
委員
資料6ページの読書活動の環境整備・充実のところで,補助員が配置されている学校図書館への支援貸出とあるが,36回644冊貸出しとあるが,何校あるのか。
図書館
補助員が配置されている学校図書館ということで,中央中学校に統合される3校以外のところには全て配置されている。派遣配置もあるが,補助員が毎年配置されているので,補助員がついた学校には毎年案内をお送りしている。
委員
36回というのは,学校数にするとどのくらいか。
図書館
支援貸出を使っている学校は,学校図書館補助員が活発に活動されている学校であり,36校というわけではない。後程整理してお答えする。
2.平成27年度事業計画(案)について
委員
質問を戻してよろしいか。資料9ページのウ,人材の育成と関係職員の資質の向上というのがあるが,今年度全然実績がない。
図書館
各担当課に実績を照会してこの表を作成しているが,まだ年度途中で数字が固まっていない項目があり,実績として記入されていない。何もしていないということではない,というふうに考えている。
委員
関係職員の資質の向上というのが,強くうたわれているので,このあたりは充実した方が良いのではないかと思い質問した。
委員
図書館の雑誌スポンサーはどのくらい(何社)来ているのか。
図書館
スポンサーは7社である。当初15社あったが減っている。事情は,思った程効果がないというか,そうストレートには言わなかったが,ちょっと(企業が)期待していたものと違ったという声もあった。以前の協議会の中でHPを活用等の指摘もあったことから内部で検討している。これから新年度に向けての募集の時期となるが,企業から手続が面倒くさいという声もあった。そのあたりも検討して少しでも増えるよう,努力していきたい。
図書館
先程委員から質問のあった支援貸出の利用校だが,小中学校合わせて12校となっている。
委員
(雑誌スポンサーの手続と比較して)支援貸出の手続き自体は特別難しいことはないのか。
図書館
学校から連絡を受け,図書館の方で希望の本を用意して貸出手続きを全て済ませて,取りに来てくださいというふうにFAXで連絡をしている。
委員
取りに来るというかたちで,配達ではないのか。
図書館
配達ではない。中央図書館のほか,本年度から地区館でも受け取れるようになっている。
3.その他(図書館運営全般について)
委員
夏休み月曜開館は,開館直後の来館者が多いが,午前中の来館が多いということか。
図書館
開館時にシャッターの前にお待ちいただいている状況は認識していた。これが示唆するものは何かということで,これからの開館時間については検討していかなければならない。また,行事実施と来館者数は関係があり,行事をすれば来館していただけるというデータが出ている。今後,冬休み月曜開館もそうだが,開館日をどうするのかについても検討の必要があると考えている。
委員
夏休み月曜開館は,2週目は周知されていたということか。
図書館
周知のことで言うと,各学校への連絡は夏休み直前となってしまった。その点は反省している。冬休み月曜開館は各学校へ早めに配付してある。なお,市長の記者会見で取り上げられ新聞報道された。浸透は徐々に,と考えている。
図書館
小中学校の夏休み期間中の月曜開館については,夏休み期間中の子ども達の図書館利用促進が狙いであったが,これについては今年度と来年度,2年間にわたり実施しようと思っている。今年度については,夏休みの結果が出たということで,これを踏まえて検証しながら今後どうするのか検討していきたい。ただ,平日を開館しただけで,そんなに利用が増えてないと個人的には思っている。来年度の夏は工夫を凝らして人が集まるような行事を検討していきたい。こういったことが開館時間延長等を考える際の基礎データとなる。来年度は今年度と同じことをやってはいけないと考えている。そのあたりは創意工夫していくが,委員各位においては,今日に限らず意見をいただければと考えている。
図書館
協議会というのは,図書館長の諮問に応じて審議するということでやっていただいているが,事務方が作った資料の追認といえば語弊があるが,もっと建設的に意見ができる場にしなければならないと思っている。協議会は年間2回開催するが,1回目は,前年度の事業評価をどうするか,こういう改善はどうなのかというのを提案していただくことが良いことだと思っている。また,予算が決まった段階で意見をいただいても,施策に反映させることは難しいため,できれば2回目は,前年度の事業評価とともに,改善事項を次年度予算に反映できるような時期に実施してはどうかとも考えている。この後,子ども読書活動推進計画の御審議をいただくが,これについても,年度ごとの評価や改善点等,御意見いただく場にしていきたいと考えているし,その点については協議会の意見が施策に反映されるようにしていきたいと考えている。また,今,図書館の置かれている状況は全国を見ても変化している。武雄市の動きもあり,旭川市の場合は現時点においては直営堅持ということで動いているが,やはり指定管理者,TRCであるとかツタヤであるとか 苫小牧市も指定管理者運営となっている。実際,指定管理者というのはどういう事業内容となっているのか,調べていかなくてはならないと考えている。直営直営と言うだけでは弱い。なぜ直営堅持なのかというのも理論付けが必要となってくる。極端な話,委託の方向へ向かわざるを得ない,そうなった時に,直営にしたいと思ってもできない。そんなことにならないようにデータを集約し,結果,旭
川市においては直営が最適であるという評価ができるような理論付けが必要となってくる。そういったデータをお示ししながら(協議会に)動いていただければと思う。図書館協議会の在り方というのが,図書館を運営する上で中核となる会議であると考えているので,今後,協議会の役割といか比重を高めていきたいと考えているのよろしくお願いしたい。最後に,現在図書館の前が工事中であるが,土木部の事業で,道路拡幅と一時駐車スペースの整備を行っている。来年3月には完成するとのことなので,御迷惑をお掛けしているが,御了承いただきたいと思う。
委員
昨年度に民間委託等々について,協議会でも話題となったが,我々の意見は生かされていると考えてよいか。それ(協議会は全会一致で図書館指定管理者運営に反対)を押さえた上での発言と受け止めているが,どうか。
図書館
協議会の意見については教育委員会にも報告済みである。それを前提としつつ,反対反対,直営直営というだけでなく,理論固めをしていかなければならない,というふうに考えている。