平成25年度 第1回旭川市図書館協議会 開催結果
- 日時
- 平成25年8月29日(木) 午後1時30分〜3時00分
- 場所
- 旭川市中央図書館 2階 視聴覚室
- 出席者
- 委員長 加藤
委員 安住,五十嵐,兼近,今野,菅,田村,成川,堀内
- 次第
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- 開会
- 挨拶
(1) 社会教育部長
(2) 協議会委員長
- 議事
1.(1) 平成24年度事業報告について
(2) 平成24年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組実績及び報告について
2.(1) 平成25年度事業計画について
(2) 平成25年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組について
3.(1) その他
- 閉会
- 提出資料
-
- 会議の公開・非公開
全て公開
- 傍聴者
1人
協議内容(要約)
- (1)平成24年度事業報告(事務係説明)
(2)平成24年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組実績及び報告について(奉仕係説明)
- (1)平成25年度事業事業(事務係説明)
(2)平成25年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組について(奉仕係説明)
- (1)その他(図書館運営全般について)
1.(1)平成24年度事業報告について
委員
特になし。
1.(2)平成24年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組実績及び報告について
委員
資料によれば,「子ども向け体験講座」とあるが,どのような内容だったのか。また,他の事業に比べ参加3名と極端に少ないの何故か。
図書館
「子ども向け体験講座」と銘打ち,図書館司書の仕事がどのようなものか,子どもたちに実際にカウンターに立ってもらい体験してもらった。昨年度は永山図書館で実施したが,結果的に参加3名となった。
委員
今年度実施予定はあるか。また,子ども達に図書館を知ってもらういい機会になると思うので,もっと周知すればいいのでは。
図書館
今年度は実施していないが,11月3日の図書館まつりにて,毎年「カウンター体験」を実施しており,昨年度の参加人数は114の参加があった。指摘のとおり,図書館を知ってもらういい機会になると考えているので,PRしていきたい。
委員
学校との連携とは具体的にどういったものか。
図書館
昨年度は末広図書館において,小学校へ出向いての読み聞かせを実施している。昨年度は,末広小学校や陵雲小学校で読み聞かせを行った。学校の要望も考慮しながらテーマを決定し,朝の読書の時間等を利用して読書啓発活動を進めている。また,ボランティアや留学生の協力により,陵雲小学校と六合中学校において,2か国語による絵本の読み聞かせも実施した。
委員
実施しているのは,末広図書館だけなのか。
図書館
中央図書館からも職員やボランティアを派遣して実施している。昨年度は,緑が丘小学校,西神楽小学校,雨紛小学校,台場小学校,近文第二小学校で読み聞かせを行った。
2.(1)平成25年度図書館事業について
委員
資料にある「中央図書館等施設利用者駐車場確保事業」の駐車場とは,どこにあるのか。
図書館
中央図書館正面向かって左側,商工会議所に道路を挟んで隣接している。無料で駐車できるので,図書館利用者は活用してほしい。
2.(2)平成25年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組について
委員
保育士や幼稚園教諭向けの研修が少ないような気がするのだが。資料に年1回実施とあるが,いつ頃実施しているのか。保育の仕事は夏場は多忙である。また,内容はどのようなものか。
図書館
平成23年度にも企画しているが,指摘のとおり時期が悪かったせいか,申込者ゼロであった。平成24年度は,平成25年1月27日に実施した。内容は新刊紹介や絵本の読み聞かせ講習等を行った。なお周知は,保育協会を通じて行っている。
委員
こういった研修自体を知らない保育士や幼稚園教諭はまだまたいるものと思われる。数少ない研修のチャンスなので,どんどん周知してほしい。
3.(1)その他(図書館運営全般について)
委員
旭川市図書館のホームページに出てくる「黒いウサギ」に名前はついているのか。名前があるといいと思うのだが。
図書館
黒いウサギに名前はついていない。協議会から提案があったことを,作者である堀川真氏に伝える。
委員
図書館まつりの行事提案なのだが,「館長と会おう」というのはどうだろう。子ども達の質問に,直接館長が答えるという内容だが,図書館のPRや読書啓発も兼ねており,おもしろい企画だと思うのだが。
図書館
提案感謝する。
委員
最後に,平成25年8月23日の北海道新聞朝刊の内容に触れたいと思う。旭川市の旭山動物園,金沢市の金沢21世紀美術館,武雄市の武雄市図書館が今年10月,「文化施設連携パートナーシップ協定」を結ぶという記事を見た。そこで,本協議会としては武雄市図書館について触れさせてもらいたい。聴くところによれば,いままで無料で休憩できたスペースが商業施設の一部となり,商品を購入しなければスペース利用ができない,絵本を読み聞かせのための「おはなしの部屋」が無くなり,商品ストックのバックヤードになっているなど,私達(委員)の考える図書館としては考えられない状態になっているとのことで,旭川市がこの協定を締結するということで旭川図書館が武雄市のようになるのでは危惧しているところだ。公共図書館は,言うまでもなく市民が平等に利用できる生涯の学習の場であり,人材育成の役割も担う教育機関である。武雄市の例は極端だとしても,図書館の民間委託や指定管理者制度の導入は本協議会としては,全会一致で反対であるということだけは付け加えさせていただく。