平成23年度 第2回旭川市図書館協議会 開催結果
- 日時
- 平成23年12月22日(木) 午後1時30分〜3時25分
- 場所
- 旭川市中央図書館 2階 視聴覚室
- 出席者
委員 安住,五十嵐,加藤,兼近,今野,菅,堀内
- 次第
-
- 開会
- 委嘱状交付
- 挨拶
(1) 社会教育部長
- 委員長・副委員長選出
- 旭川市図書館協議会委員長挨拶
- 委員自己紹介
図書館職員自己紹介
- 図書館職員紹介
- 議事
(1) 平成23年度事業実施状況について
・旭川市子ども読書活動推進事業について
(2) 平成24年度図書館事業について
(3) その他
- 閉会
- 提出資料
-
- 会議の公開・非公開
- 全て公開
- 傍聴者
- 0人
協議内容(要約)
- 平成23年度事業実施状況(事務係説明)
第13回図書館まつりの実施報告(奉仕係説明)
平成23年度旭川市子ども読書活動推進事業の取組(奉仕係説明)
- 平成24年度図書館事業(館長説明)
- その他(事務係説明)
- 図書館運営全般についての質疑(要旨)
(1)平成23年度事業実施状況
委員
事業活動費のミニギャラリーの企画展示はどのように選定されているか。
図書館
図書館が主催しており,図書館の人脈,過去に企画展示を開催したところを調査して,様々なジャンルになるように決定してます。
委員
主に旭川に住んでいる方になるのか。
図書館
主に旭川の方を選定してます。
委員
例えば,ミニギャラリーの企画展示をしたいとの要望があれば開催することは可能ですか。
図書館
可能であるが,全てを受け入れていると,運営上問題が起きるので,いったん企画展示の案を図書館で預けさしていただいて,年間計画を立て可能であれば,開催してます。
委員
ミニギャラリーの企画展示について,メディア等で周知しているか。
図書館
メディア等の周知はしていないです。
委員
図書資料整備費の関係で雑誌スポンサー制度は個人でもいいのか。
図書館
旭川市の場合は,個人以外となりますので,企業,団体等になります。
委員
臨時費の中央図書館等施設利用者駐車確保事業費について,利用率はどのくらいですか。
図書館
4月からは約1,200台くらい,11月に公会堂の駐車場が閉じてからは図書館の利用者だけで約1,500台くらい。常盤公園の施設利用者全体では1か月間で約2,000台です。
委員
車が停められないということはないのか。
図書館
必ずしも停められるとは言い切れない。混雑具合など車の停車状況によっては停められないということもあり得ます。
委員
公会堂横の駐車場が使えるようになれば,そのような状況は改善されるのか。
図書館
そう思う。ただ,元々駐車場の数が足りていない。公会堂横の駐車場は38台停車可能だったが今は使用できない。そういったことも駐車場の数が足りないという現状に拍車をかけてます。
委員
駐車場を広げる計画はあるのか。
図書館
公会堂の改修が終わる頃に合わせて,駐車場を整備しなおすという計画や,国・開発建設部等が連携して河川敷に無料駐車場を作る計画がある。この計画が達成されれば,駐車場の不足という現状が緩和されると思われます。
委員
現在は河川敷に駐車できないのか。
図書館
図書館祭りやリサイクル市等の特別な事業を開催するときに警備員を配置して臨時の駐車場として使うことがあります。
委員
常時使用できるわけではないのか。
図書館
そういうわけではないです。
委員
警備員を配置する必要があるということが常時使用できるわけではない理由なのか。
図書館
そうです。
委員
マンガ交流事業の負担金についてだが,負担金ということは他からも出ているのか。
図書館
今年度の市からの負担金は160万円。北海道からも負担金が出ており,70万円が後補助という形で出る。これは旭川市の負担金160万円の中の70万円を北海道が負担します。
委員
なぜマンガなのか。
図書館
元々は経済観光部の事業として行われていたが,社会教育的な意味を持たせたり,社会教育的な要素を活かし,より幅広く事業として展開していくためにトップダウンの形で図書館になったものです。
委員
臨時費になっているが,来年も行われるのか。
図書館
来年も継続の予定です。
委員
企業の雑誌スポンサー制度はいつから始めているのか。
図書館
12月に制度を作って,1月から活動を始めました。
委員
周知はあまりしていないのか。
図書館
まだ始まったばかりという感じであまり周知はできていない。14の企業・団体の方に支援していただいており,雑誌数は40誌です。
委員
それを提供してもらうということか。
図書館
そうです。年間分の購入費を支援していただてます。
委員
どれぐらいの金額になるのか。
図書館
大体30万円ほどになる。来年度は雑誌スポンサーをもう少し増やします。
委員
どうやって通知するのか。
図書館
北海道新聞に記事の掲載をお願いしたり,色々な広告活動をしているのだが,広告としてどれくらいのメリットがあるのかというのは実際に図書館を利用してる方にしか目につかないため,なかなか難しさはある。支援していただいてる企業の方についてはボランティア的な感じで「図書館を応援するよ」という趣旨で賛同しているところがほとんど。広告の仕方についてはお知らせだけではなかなか反応が返ってこないという課題・問題点があるため,企業訪問等で実際に出歩いて説明するなど改善していく必要性があると感じています。
委員
商工会議所などを使うといいのではないか。
図書館
色々な所で集まりがあるときなどに出向いて,チラシを配ったり説明などをしたいが,手を挙げていただくことはなかなか難しい。メリットが薄いと感じてます。
委員
どんなところが支援してくださっているのかということを大きく,市民の方に知らせることでイメージアップにつながるのではないだろうか。図書館を支援しているということがステータスになるのでは。
図書館
そういうことも含めて,どんどんアピールしていければと考えてます。
委員
本のリサイクルは無料だが,経費を100円ほど取ることは可能なのか。
図書館
図書館で直接お金を貰うということはなかなか難しい。団体にやってもらった本を図書館に寄贈してもらうという形の取り組みがほとんど。検討はしているが,現状では実現は厳しい。ただ,無料であるということでいろんな点で誤解を受けることがある。自分たちも参加しているという感覚を持ってもらうためにも,金額の大小ではないが実現に向け検討していきます。
委員
読書に親しむための機会の提供ということで,おたのしみ会や子ども映画会やおはなし会などを開催しているが,中央と神楽図書館を比べた時に神楽図書館の方が参加者の延べ人数が多い。ここ数年の中央図書館の参加者の状況はどうなっているのか。
図書館
一昨年は新型インフルエンザ等の影響もあり参加者は落ち込んだが,行事の参加者数は年々少しずつ増えている。小さな子ども向けのおたのしみ会を新しく増やしたり,月に2回だったものを毎週同じ時間に開催するなどして回数を増やしている。地区館は駐車場が多く車を停めやすいということや,近くに住んでいるため子どもが自分の足で来ることができる等が地区館の方が参加人数が多い要因の1つではないかと考えてます。
委員
事業活動費の中に図書の宅配サービスというものがあるが,これは現在でも行われているものなのか。
図書館
1人で図書館に来ることができない身体障害者の方を対象に,現在でも行われている。ただし宅配サービスを利用するか,自力で図書館に来るか,どちらかを選んでもらう必要があります。
委員
健常者は該当しないということか。
図書館
そうです。
委員
夏や,天気がいい日は自分で行けるが,雪が積もると外に出られなくなると言っている社会福祉施設の利用者の方がいる。そういった人から,宅配サービスの利用基準がもう少しゆるくなったらいいのにという声がある。
図書館
宅配サービスは宅配ボランティアの方にお願いしてやっていただいているのだが,募集はしているがなかなか集まらない。人数的に今の状況でうまくいっている。そのため希望した人全員や,半年だけの利用等を認めることは難しいです。
委員
帯広の図書館だと,地域の事業者との関係でお金は事業者が出すけれど,そのお金は,図書館で色々な事業をやっていると思うが,そういう形はできないのか。
図書館
旭川市の経費だということもあるが,図書館が直接業者等と結びついているというのは,皆様の感覚ではイメージとして持ちにくいと思う。例えばこういった企画をやりたい,図書館でできないだろうかという相談があった場合は,企画の中身を検討させていただいて,図書館で実行して利用者の方に喜ばれる内容については,会議室や視聴覚室をお貸しして開催するということは何度かあった。図書館では読み聞かせをはじめとしたさまざまな事業を展開しているが,それもボランティアの協力の下成り立っているという状況であるため,これ以上行事を増やしていくというのは難しい状況である。要求しているが,予算が下りないという現状もある。ただ,ご相談があれば無料で場所を提供して,PR活動を図書館で行うなど,協力する。
委員
先ほど企業が雑誌の後援費を出すというものがあったが,企業側のメリットが,図書館に見に行った人にしかわからないというのは少し考える必要があるのではないか。例えば,封筒に雑誌スポンサーの名を載せるなどしてはどうか。
図書館
検討したことはあるが,図書館の封筒はさほど多く送るものではないということで,断念しました。
委員
図書購入費を出してくれた企業には,特典として無料で,あなたの企業広告を出しますというようにできればいいと思う。それが手厚すぎるのであれば,普通に広告を出すよりもお得な料金で広告を出せるような仕組みを作ればいいのではないか。
図書館
それは少し難しい。図書館としてできることは図書館の中で何かをするくらいです。ホームページの方に載せようかなということは考えているが,それも図書館のホームページを見てくれた人にしか見えない部分ではあるし,今の雑誌の広告も,雑誌コーナーや雑誌の表面等に企業名を貼っているが,来館者全員にそれを見てもらうということは少し難しいです。
委員
雑誌の所の横に一覧表を作って,この雑誌はこの企業の提供を受けいていますというのがわかるようにすれば良いのではないか。図書館の支援をしているということで企業のイメージアップになるため,どんな企業が図書館をサポートしているのかを広く皆様に知ってもらうような働きかけが必要だと思う。
図書館
そう思う。やはり利用者に限定されてしまう部分が一番難しく感じます。
委員
人脈なども使いながら,広く知らせることが大切だと思う。
図書館
できることはやっていきたいと思います。
委員
各図書館で寄贈の受け入れについて聞きたい。本棚の整理等で臨時職員を雇っているみたいだが,そんなに寄贈本を受け入れて大丈夫なのか。
図書館
寄贈された本で使えそうなものは整理している。使えそうにない本についてはリサイクルに出しているので,いただけるものはほぼすべて受け入れています。
委員
寄贈の申し出は結構あるのか。
図書館
あります。使わない本をリサイクルに出しても,それでも余るため溶解処分になる本もある。旭川市中央図書館としてどこまで保存しておくべきなのかということもあるため,すべての本を保管することは場所との兼ね合いもあるため不可能です。
委員
自動車文庫はどこを対象にしているものなのか。
図書館
ホームページに巡回地区の地図が載っています。
委員
小さい子どもや,お年寄りの方はなかなかホームページを閲覧しないのではないか。月に1回でもいいので,もう少しどうにかならないものか。
図書館
ホームページだけではなく,スケジュール・場所を印刷した巡回日程表も図書館に置いてあるのでいつでもお渡しすることが出来るようになっています。
委員
燃料費もかかるだろうからあまりたくさんは運行できないだろうが,たくさん運行することで,市民から「あそこで自動車文庫のバスを見たよ」というような声が上がってくるようになれば自動車文庫がより身近なものになるのではないか。
図書館
現在は月に1回,2台のバスで56カ所ほど巡回している。本当は月に2回運行したいが現状ではほぼ不可能。月に2回運行するためには,地区館を増やすなどして,巡回箇所を減らすことが要件となるが,それを実現できる可能性は現状では低いです。
委員
図書館で借りた本を自動車文庫で返すことは可能か。
図書館
自動車文庫で無条件に受け付けるというわけではなく,貸出期間内であれば受け付けています。
委員
細かいところまで入っていくことが出来るのが自動車文庫の良さだと思う。もう少し自動車文庫について周知されれば良いのだが。
図書館
巡回地区の近くまで行くと音楽を流して,今からどこどこまで行きますというように周知はしている。ステーションで停車している時間は40分ほどで,その間に本を借りたりしてもらう。常連は相当ついていて,利用されている。お年寄りなどなかなか図書館に来られない方の利用が多いです。
委員
すべての人にというわけではないのか。
図書館
巡回は図書館や分室が無いエアポケットのような地区に行く事を条件にしており,図書館の距離から2Km以上に設定させていただいている。図書館は近くにあって自動車文庫を利用できるというのは現状の巡回では難しいです。
(1)平成24年度図書館事業
委員
指定管理制度については,旭川市はないでしょうか。
図書館
行革の関係で指定管理者を強調する,あるいは指定管理者で無ければ,カウンター業務等の一部の業務を民間に委託することも経費削減のための提案としてある。図書館はもちろんのこと,教育委員会としても,科学館・博物館・図書館のような社会教育施設については直営でやるべきであるということで意志が一致しているため,外部の力を入れずに運営していきたいと思っている。経費削減については,それとは別の方法で実現していこうと考えている。直営という形は最後まで守っていきたいです。
委員
このご時世なので,臨時の職員を雇うというのは仕方ないと思うが,臨時の職員ではなく正規の職員に対応してもらう方がいいので,そのあたりを頑張っていただきたい。
図書館
市民の方の声が一番大切ですので,応援していただけたらと思う。もう少し減らせるかと思ったが現実にはなかなか難しいです。
委員
研修のことについて。司書の研修の話が出ているそうだが,どのような感じか。
図書館
図書館の司書の研修ということでよろしいですか。
委員
はい。
図書館
司書として知っておかなくてはならないことや,能力を高めなくてはいけないことについては,年に6回以上研修を行っている。空いている時間に行われるため,全員が研修に参加できるわけではなく,地区館で言えば代表者が参加し,分室は数名程度参加する。職員も能力を高めたい,知識を増やしたいという意欲があるため,熱心に研修に参加している。今後も続けていく予定です。
委員
学校の図書館の司書の方に対してもそのような研修を行っているのか。
図書館
今お話したのは,図書館内の職場内研修のことについて。それ以外は学校図書館や担当者研修会などに呼ばれてお話をする機会が年に1回から2回ほどある。学校図書館の方たちについては,実習研修グループという専門研修会。こちらの方からも年に数回テーマ別に例えば絵本についてや,本の修理などの講習を受けることがある。
委員
私たちについての研修はないのか。例えば図書館の輪という基本的な部分があると思う。旭川市の図書館を考えるうえで私たちや市民などが図書館に伴っていくことについて,ある程度やっていかなければならないのではないか。
図書館
図書館が主催してやっているというものは現在はないが,個人でお願いされて,図書館の職員が講師になって話をするということはやっている。依頼があれば図書館を会場として使い,職員が講師となってお話することは可能。図書館利用コーナーのような,市民の方々を募り何度かのコースにして資料の使い方の勉強などといったことをやってみたいが,平日に徹底しにくいことや,土日の勤務交代制などがあり形にはなっていない。そういった中で,私たち自身も多くのことを学ぶことが出来るという期待を込めて,やっていきたいが形になっていないのが現状。
委員
そういうことをやっていけば,指定管理者の話で出てきた場合についても割と力になれると思う。
図書館
図書館まつりの時に,閉架を案内するなど図書館から教える上手な図書館の利用方法を伝える試みをしている
委員
学校で毎朝10分間本を読むということをやっているそうだが,状況はどのようになっているのか。
図書館
毎朝取り組んでいるのか,月に一回程度なのかといったばらつきはあるようだが,図書館への報告では100パーセントとなっている。